■冬季休暇のお知らせ■
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
冬季休暇期間
平成28年12月29日(木)〜平成29年1月4日(水)
■消火訓練■
月2回の会議の中で、消火訓練の案が出ました。
消火器の設置を義務付けられている建物は、消防関係法令で細かく定められており、
もちろん当社も消火器を設置してあります。
誰もが一度は目にした事がある消火器ですが、
会議に参加しているメンバーのほとんどが消火器の使用をした事がありません。
万が一を想定し、各工場それぞれが消火器を
使用する事が出来るよう2名ずつ消火訓練を行うことにしました。
5月28日(土)東領家工場

カワサキ消防機材様の御協力で消火訓練:使用する際の注意事項を受ける様子

鉄板に灯油を注ぎ偽火災を発生させる様子

消火訓練の様子
火災を発見したら
『火事だー!火事だー!』と大声で周辺に伝達し消火活動にあたります。
社員全員で真剣に取り組めたとおもいます。
ただ、改善事項もありますので次回の訓練の中に盛り込んでいきたいと思います。
まずは火災をださないことが大事ですが、
もし火災現場に遭遇しても冷静な判断が出来るよう慌てず行動できるように
日々の訓練・個々の意識が大事だなと改めて感じました。
■労働安全環境衛生委員会■
月2回(隔週木曜日)、よりよい職場環境を目指す為、
本社・弥平工場・東領家工場・新郷工場の代表者が集まり議論を交わしています。
労働安全・・・職場の危険個所を明確にし、
事故を未然に防ぐ安全な職場環境作り
環境衛生・・・労働者が快適に作業できるよう
作業条件・環境を適正に整備する
まず始めに取り組み始めたのが『安全』です。
労働安全環境衛生委員会が発足されたのが火災の増える冬の時期だった為
火災の原因となる危険個所の把握から始まり、
コンセント周りや電化製品等のタコ足配線などの見直しを行いました。
普段気にならない箇所でも安全目線で社内を見渡すと改善個所は多々あります。
「トラッキング火災」という言葉をご存知でしょうか?
トラッキング火災とは、差しっぱなしのコンセントにホコリと水分が溜まり、
プラグとの間にスパークが発生し、出火するという火災です。
@コンセントとプラグの間に埃がたまります。
A埃が空気中の水分を吸収することによってプラグ両刃間にわずかな微電流が流れます。
Bプラグ表面に炭化導電路<トラック>ができ、発熱、発火が起きます。
パソコン付近はプリンター等の周辺機器が密集しタコ足配線になりやすく、
トラッキング火災が発生しやすい環境になっています。
火災要因を減らす為に弊社では
使用していないコンセントにはキャップの装着(上)
使用しているコンセントにはカバーの装着(下)

小さな事かもしれませんが、大きな事故が発生する前に
安全な職場環境へ一歩前進したと思います。
■夏季休暇のお知らせ■
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
夏季休暇期間
平成28年8月11日(木)〜平成28年8月16日(火)
〇営業部〇 印刷立ち会い記
先日、営業立ち会いで印刷物の色を確認しました。
お客様の立ち会いではなく営業がお客様の代わりとなって色を見ないといけないので責任重大です。
すごいプレッシャーでした。
最近やっとわかってきたのですが、カラーは基本的に掛け合わせで成り立っています。
色の3原色 藍、赤、黄 のインキを掛け合わせることである程度の色を再現することができます。
黒、白は別にインキを使うので、合計5色あればある程度の色を再現することができるということになります。

色を変えたい場合はその色の濃さを変えることで青くしたり、赤くしたりしていきます。
たとえば人の顔を印刷する場合、藍、赤、黄 すべての色を掛け合わせて肌色を出しています。
しかし少し藍が強かったりすると顔が青っぽくなってしまいます。
青い顔は不健康そうに見えてあまり好まれません。青いより少し赤いほうが好まれます。
その場合、赤くする方法が2つあります。
1つは藍を下げることです。
藍を下げるというのは「メジウム」という透明のインキを足して藍の濃度を下げることです。
2つ目は赤を上げることです。
上げるというのは単純に赤のインキを足して、インキの赤の濃度を上げることです。
このようにして色の調整を行います。
しかし忘れてはいけないのは、これは顔を優先的に色調整した場合だということです。
グラビア印刷の版は色ごとで1版ずつしかないので
一部を青くしたら他に青を掛け合わせた箇所も青くなってしまいます。
グラビア印刷をする場合は優先順位を決めておいて頂けると助かります。
色を見るのはまだまだなれませんがこれからもっと経験を積んでいければいいと思います。