■労働安全環境衛生委員会■
月2回(隔週木曜日)、よりよい職場環境を目指す為、
本社・弥平工場・東領家工場・新郷工場の代表者が集まり議論を交わしています。
労働安全・・・職場の危険個所を明確にし、
事故を未然に防ぐ安全な職場環境作り
環境衛生・・・労働者が快適に作業できるよう
作業条件・環境を適正に整備する
まず始めに取り組み始めたのが『安全』です。
労働安全環境衛生委員会が発足されたのが火災の増える冬の時期だった為
火災の原因となる危険個所の把握から始まり、
コンセント周りや電化製品等のタコ足配線などの見直しを行いました。
普段気にならない箇所でも安全目線で社内を見渡すと改善個所は多々あります。
「トラッキング火災」という言葉をご存知でしょうか?
トラッキング火災とは、差しっぱなしのコンセントにホコリと水分が溜まり、
プラグとの間にスパークが発生し、出火するという火災です。
@コンセントとプラグの間に埃がたまります。
A埃が空気中の水分を吸収することによってプラグ両刃間にわずかな微電流が流れます。
Bプラグ表面に炭化導電路<トラック>ができ、発熱、発火が起きます。
パソコン付近はプリンター等の周辺機器が密集しタコ足配線になりやすく、
トラッキング火災が発生しやすい環境になっています。
火災要因を減らす為に弊社では
使用していないコンセントにはキャップの装着(上)
使用しているコンセントにはカバーの装着(下)

小さな事かもしれませんが、大きな事故が発生する前に
安全な職場環境へ一歩前進したと思います。